2021年03月
2021年03月12日
ここ最近、メディアで立て続けに取り上げられている近視情報。

*成長期のお子さんの軸性近視
*大人の方の病的近視(成人進行性近視)
昨年より、既に眼鏡をかけての低年齢のお子さんや大人になっても近視進行が止まらず悩まれての体験が増えています。

要は、近視になった年齢が低ければ低い程、眼球(眼軸長)が伸びる期間が長くなる為、強い近視になっていきます。

近年、人間も含め多くの動物は生まれながらにして、眼軸長を環境に合わせて伸ばす仕組みが備わっている事が分かりました。

(以前は仮性近視説と遺伝主因説が主でした)
一般に眼軸長は子どもの成長に伴い2〜3歳迄に発達し、それ以降は8〜9歳迄徐々に伸びていきます。
一方で、水晶体の屈折力の変化は8歳までで、それ以降は変化しないのです。

3〜8歳迄のお子さんの生活環境が今後の将来に大きく関係すると言うことです!
小さい頃からお勉強や読書でデジタル画像と向き合う生活が多い今のお子さん。






近作業の勉強や読書やゲームなど…
*近距離(30センチ以内)で
*長時間続けると
眼軸長の方がピントを合わせようと徐々に伸びていき、その分近視がどんどん進んでいくと言う仕組みです!
「近視」≠ 「目が悪い」
いかに近視にならないような生活を心がけるか!
近視にならないような生活を送ることは今の世の中、無理に等しいのでは…
未来のあるお子さんの成長段階で、どの様な生活環境を送るかで大人になった時の視力に大きく影響してくるのです 。
視力回復、視力アップも大切ですが、それよりももっと大切なことは近視進行をいかに予防するか!なのです。

アイメディカル西宮

