2021年10月

2021年10月21日

2050年には世界人口の約半数が近視になると予測され、
特に日本を含む東アジアの国々ではこの近年急増しています。
今まで何度も言い続けている
「近視は治らない!」という概念を覆す様な開発が始まっています。

先ず、"近視を治す"と"近視を矯正する"は全く違う意味です。
矯正には、眼鏡、コンタクト、角膜手術などがあり
眼の近視の状態はそのままで、色んな形で目の屈折を矯正すること。
ここ最近、話題のオルソケラトロジーやレーシック手術も
角膜の形を無理に変えたり削ったりして屈折率を矯正しているに過ぎません。

近視を治すという事は近視の根本的な原因を取り除く事なので
僅かな例外(仮性近視や老人性遠視)を除いては不可能です。
前号でもお話しした様に、近視の大多数は眼軸長(眼の奥行き)が伸びることによって生じる軸性近視であり
伸びた眼軸を短くする方法などありません!

ところが近年、近視により後方に伸びた網膜に独自の映像を投影する事で
眼軸を短くする「クボタメガネ👓」の開発が進められています。
この眼鏡が実現すれば、正に成長期の子どもの近視治療に大きく貢献することになります。
※ 軽度近視(-3.50D位)に限る

視力回復トレーニングもそうですが
👀早期発見、早期治療👀
回復、治療の近道です。